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モデルハウス

秩父の家

薪ストーブ・煙突のある
北欧風の平屋

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20年経過した住宅

家を建ててから20年経つと どうなるのか?

少し気になりませんか?

 

秩父モデルハウスは平成6年3月完成
そろそろ21年(平成27年2月時点)経過し
ます。

 

平成27年1月撮影の内観です。

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オーク無垢の床は 20年の使用歳月のお蔭で
良い色合いを放っています。内装は漆喰と珪藻
土で仕上げています。建築当初は色や柄のある
ビニルクロスでしたが、室内空気の環境や耐火
性などを考えて耐久性の長い塗り壁に変更しま
した。

自然素材系の塗り壁は、静電気を帯び難いので
一般部はもちろん、額の裏や冷蔵庫の後ろでも
カビや汚れが付かないので、ありがたいです。

 

昔から漆喰は、洋の東西を問わず、お城や邸宅
大事な貯蔵庫、日本では『蔵』に多用しされて
います。その理由は漆喰の持つ性能・性質にあ
るようです。

 

漆喰はアルカリ性 カビの発生を抑えます。
漆喰は多孔質 湿度調整に有利です。
漆喰は耐火性 延焼防止が得意です。
漆喰は石化性 CO2を吸収して時間と共に
       硬くなって石に近づきます。

 

漆喰は 石灰を水で溶いたクリーム状のモノを
コテを使って左官屋さんが塗っていきます。
だからどんな形にもフィットします。

 

また、
ヨーロッパの教会内部 絵画が描かれているの
をよく目にしますね。あの絵、漆喰の上に描か
れているのです。ご存知のフレスコ画です。
貴重な絵画を如何に長く鮮やかに保つか?
考え出した先人の知恵ですね。

 

珪藻土は七輪で使われる程、耐火保温に優れま
す。珪藻土と呼ばれるように『土壁』の風合い
で仕上がります。体や衣服が当たり易い場所で
は剥がれ落ちやすいのが弱点ですが、柔らかい
ので吸音性に優れ反響が少ないことが利点です。

 

炎のある生活

使用開始から20年以上経つ薪ストーブ ダッ
チウエストです。

メンテナンスを繰り返して行っていますが、大
きな故障は ありません。

 

冬の暖かさは 何よりもありがたく、燃える炎
をみると 薪に感謝せずにはいらせません。

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この薪ストーブは、当初の位置から移動した経
緯があります。その為に脚部付近のレンガ面積
が少し狭くなってしまいました。薪を投入しよ
うとすると燃焼中の薪がこぼれ出た時に、床を
焦がしてしまう可能性があります。薪の投入口
側は、特に注意が必要です。

 

背面のレンガは建物の壁内が炭化や結露しない
ように若干離して設けてあります。また、燃焼
時には多量の空気を必要とします。その空気を
確保する給気計画は、使用経験者だからこそ分
かる点が、多くあります。

 

色々な苦労はありますが、冬になるのが本当に
楽しみになります。

 

ストーブの炎と似合うのがキャンドルです。
そこで こんな小物そろえました

 

壁付キャンドル
キャンドルホルダー

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『炎が灯る』その瞬間 ディナーが始まります。

 

大事な煙突

薪ストーブを活用する上で大事なことがありま
す。それは薪の乾燥と煙突です。

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 平成26年撮影の外観です。

 

薪は冬のために予め準備しておきます。乾燥し
ている薪は燃焼しやすく火力が強いです。

 

「良く燃える薪は すぐに燃え尽きてしまう」
と当初は思っていました。しかし使ってみると
薪の乾燥は非常に大切で、乾燥が足りないと煙
突内にススが溜まり易くなります。

 

ススが溜まり続けると 煙突内の熱でススガ燃
え始める いわゆる煙突内火災を招く事になり、
家自体の火災にも繋がる非常に危険な状態にな
ります。

 

煙突熱を室内暖房に使用しようとする試みは、
煙突を冷やす事になりますのでご注意ください。

 

煙突の基本は、1)真っすぐに立ち上げる
                      2)高く立ち上げる
                      3)保温管をしっかり使う
                      4)掃除しやすくする

 

そう言うこの建物の煙突は、何度か改善工事を
しています。当初は図のように外壁から飛び出
す煙突でした。

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このカタチでは、煙の抜けが思わしくなく、煙
突の曲がった部分から灰汁(アク)が落ちてく
る状態でした。

 

そこで煙突をまっすぐにのばしました。

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この状態になり煙はスムーズに排出されるよう
になりました。しかし、新たな問題が発生しま
した。

 

それは煙突の清掃です。

 

ストーブの内部から煙突を掃除するとなると、
どうしても煙突上端付近のスス落しがうまく
出来ないのでした。仕方がないので屋根に登
り、そこから脚立を煙突に掛けての作業です。

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出来れば行いたくない作業です。

 

太陽光発電システム搭載を期に、この作業から
解放されました。

 

太陽光発電は、パネルの影に発電量が左右されま
す。そこで煙突を移動させることにしました。
当然のことながら、ストーブも移動することにし
ました。

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煙突が屋根てっぺん近くに移動しました。

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このとき、煙突の性能アップと掃除しやすさを
図のように改善しました。

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煙突は、真っすぐで2重保温管をストーブ直上
がら採用し、伸縮継手を設けました。このため
煙突のススも付き難く、煙突掃除も部屋の中か
ら行うことが出来る様になりました。

 

掃除方法などの手順書を 漫画などで分かり易
くしておくとことスムーズなメンテナンスが出
来て楽しい維持管理が可能です。 このように
小さなことが、大切なポイントです。

 

ストーブは熱くなります。
赤外線カメラで見た画像です。
本体は100℃を超えます。
このとき周辺は40℃~65℃でした。

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という事は
ストーブ周辺の熱と火の対策が重要となります。

 

対策として、レンガや耐火ボードを使用される
場合が多いようです。この時に注意したいのが
耐火材の裏側です。

 

耐火材は、火や熱に強いのですが、その裏側に
ある木材は長期間の熱で炭化して燃えやすくな
る場合があります。

 

また、部分的に温度が上がるので水蒸気を含み
やすくなり結露や腐りの原因となります。

 

通気により、熱や水蒸気を適切に排出する工夫
を怠らないことが、大切です。

 

この対策を行わずに設置すると後々トラブルが
発生するようです。すぐに症状が確認できない
ために、対策なしで設置されている場合が多い
のが実情です。

 

特に外気に面する箇所では、温度変化が大きく
なるので、細心の注意をお願いします。 

 

薪のストック

秩父モデルハウス写真01

今、薪小屋は建物のすぐ前(冬の光が届くよう
に配置してあります)です。

以前は建物西、写真で見る左側にありました。

薪の運搬距離が長いので 寒い夜は不便しまし
た。

 

薪はストーブに投入するごと、外から室内に運
びます。室内に置いた方が乾いて使い易いはず
ですが、室内ストックは あまり行わないので
す。それには理由があります。

 

薪を住処(すみか)にする虫が 暖かい室内で
動き出すからです。

 

特に つぶすと悪臭を放つ カメムシ 秩父地
方では わっくさ と言いますが、これが沢山
薪に居座っています。地域によって異なります
から、使用されている方に事前に確認されるこ
とをお勧めします。

 

ムシが苦手な方には、ペレットストーブをご検
討ください。

 

薪の使用量は、家の所在による寒さ環境や建物
性能・求める暖かさで変わります。
この建物は 冬季のリビング温度を21℃~
23℃としていますので、ワンシーズン軽トラ
ック8台分の薪を使います。

 

薪をストックする小屋の大きさ、そして薪の調
達方法に大きく影響するのが、家の性能です。
家の性能を上げておくことが 後々非常に大事
だと思い知らされます。

 

ちなみにこの建物 建築から16年間は近隣の
山から不要樹を切り出して薪割りを行っており
ました。その後は 近隣の薪屋さんから購入し
ています。

平成25年の薪代金は14万円程となり、太陽
光発電の年間売電額でだいたい充当できていま
す。

 

薪の使用量・ストック面積・燃料補給動線

これらは経験者と会話しながら決めて頂くのが
懸命です。後悔しないためにも、薪ストーブの
家に住んでいる設計者にご相談下さい。

 

憧れますね ウッドデッキ

20年以上前の新築時には、ウッドデッキも建
物南側に設けました。防腐処理のホワイトウッ
ド材をペイント塗装で仕上げました。

 

塗装のメンテナンスを怠った事も原因のひとつ
ですが、10年で朽ち始め15年で撤去するこ
とになりました。
現在デッキのあった部分はコンクリート土間と
なっています。

 

解体はしたもののデッキは 色々な事を教えて
くれました。

 

南側のデッキは日影が欲しくなる
道路からの人目が気になる
キッチンや洗濯機への動きやすさ
使用木材・塗料・地面の処理・高さ
ビスの打ち方 などなど

 

街でよく見かけます。
南側に設置後 使われていないデッキ

 

この様なデッキを目にするたびに 視線や日差
しの検討を忘れていなかったのか?疑問になり
ます。

 

秩父モデルハウスの間取り

建物は、至ってシンプルです。外形は単純な長方形
南北の奥行1に対して東西の幅1.4 1:√2
シンプルにして美しい比率です。

 

間取りも簡素です。

家族の集うリビング・ダイニングは各部屋から
ドアを開けると「はい! 集合」という単純さ

ゲストはリビングに招くか、玄関ホール北の部
屋にダイレクトに案内できます。
よく言う、家庭訪問に対応可能な部屋のある家
です。

 

計画しているときは、起こる確率の低いコトに
心が囚われますが、実際生活を始めると毎日の
生活を如何に楽しく如何に楽に行えるか!!
これに衝きます。その発想で計画しました。

 

では、玄関からどうぞ

   玄関 左上の呼び鈴 お気に入りです。

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三和土(たたき)です。

土間部分にクローゼットを配置しました。

 

靴・コート類収納可能です。

 

収納時、取出し時は 土間に足を着いてから
となり 少し不便で反省点です。

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左手に向きを変えて
リビングに向かいましょう

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少し暗いですね 

ここでもう一度間取り図です。

水回りは限りなくコンパクトです。
キッチンは

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ここには 天窓(トップライト)があります。
明るくていいのですが、夏が暑くキッチンの
温度を上げてしまう為、
夏場は布で覆っています。

 

これから計画される方には、
高窓(ハイサイドライト)が明るさやお手入れ
を考えてお勧めです。

 

流し台はリビングを見渡せるようにと
対面式にしてあります。
当時は吊戸で収納力アップしようとの考えて
いました為 リビングとの一体感もなく、
リビング・ダイニングに影を作ってしまい
食事・団らんの場所が暗くなっているのが
分かりやすいです。

 

キッチンからリビングを見たところです。

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やっぱり暗いですね。

 

 

自然光の取り入れ方は、実体験から多くを学び
ました。その成果は、行田モデルハウス・本庄
モデルハウスでご確認ください。

 

この建物は、水回りを一カ所に集約しています。
頻度の高い私生活に焦点を合わせています。

トイレと脱衣と洗面・洗濯が1つの区画です。

 

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家事をする動線は短いですが、プライバシーが
ちょっと気になる方もいらっしゃるでしょう。

 

このプランのコンセプトは 『集約』

 

求めた性能は、
  1つの暖房で 全室 あったかい
  1つの冷房で 全室 涼しい

です。

 

子育てを終えた夫婦にとってはご理解いただ
ける場合がありますが、初めて家を建てる方
には、こんな考えもありかな?位の参考にし
て頂ければ幸いです。

 

と言うわけで 秩父モデルは山間環境の中で、
のびのび暮らす『自然人』向けの計画です。

 

お気に入りグッズ

黒電話

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ミシン

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秩父モデルハウス 仕様概要

完成 平成6年3月
断熱 外張り断熱工法
木製サッシ(マービン)
オーク コルク 他
漆喰(しっくい) 珪藻土(けいそうど)
規模 平屋 101㎡
暖房 ダッチウエスト 薪ストーブ
冷房 壁掛けエアコン1台
駐車 10台(普通車)

 

見学希望や もっと詳しい情報は

風のない冷暖房の家まで お問い合わせくださいね!

 

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